きょうのできごと

見ること、感じること、思うこと。ふつうの毎日を毎日書く、ただ書く。メモを兼ねた日々の雑記帳。

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プロフィール

コバシ

1999年、フリーペーパー ジャメヴュモンドを創刊。
以来、6年間に渡り、不定期ながらフリーペーパーを発行。

とにかく紙が好き、モノ作りが好き。
でも、そろそろウェブもなんとかしないとなぁ。

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2014年01月05日(日)

東京奇譚集 [こんな本読んでみた]

村上春樹がひさびさに読みたくなり、本棚から未読だった本書(なんと2冊持っていた!)を手に。 5つの作品からなる短編集。
「らしい」話が多くて、「村上春樹が読みたい」と思っていた自分にはちょうどいい読後感。「喪失」のエッセンスが短く濃く抽出されている感じ。
全体的にはファンタジーと現実の中間っぽい傾向。 最初の「偶然の旅人」がいちばん好きかな。

Posted by コバシ at 23時49分   パーマリンク

2011年05月15日(日)

「麒麟の翼」読了 [こんな本読んでみた]

「新参者」でついに東野圭吾デビューを飾ってしまった私。
といっても基本的にミステリーものは苦手なので、手を出すのは加賀シリーズだけ。
で、ついにその最新刊が出たので読んだ。


推理小説的な要素はほとんどなく(というより途中までまったく推理できないようになっている)、
あくまでも複雑に交錯する人間ドラマを楽しむような感じ。

新参者と同じく日本橋が舞台で(ただし今度は地名ではなく橋のほう)、あのあたりの情景を想像しつつ読めた。

Posted by コバシ at 01時54分   パーマリンク

2009年01月22日(木)

「いつも旅のなか」 角田光代 [こんな本読んでみた]

画像(400x300)・拡大画像(640x480)

海外旅行に行ったことがない。
期限切れのパスポートなら机の引き出しにしまっているのだから、海外には行ったことがある。
ただ、大人になってから、海外への旅らしい旅には行ったことがないのだ。

理由はまとまったお金がないとかいろいろあるけど、一番は「面倒」とか「怖い」。
そんなところだろう。

対して、僕の好きな作家の一人である角田光代さんは大の旅好きだ。
前々からそのことは雑誌のインタビューで語っていたし、
短編小説にも海外の旅をモチーフにしたものが多くあったから、
そのこと自体は知っていたのだけど、
まさか世界26カ国に30回も旅をした経験を持つ、
筋金入りの旅好きだとは知らなかった。

この本に収められたたくさんのを短いエッセイを読むと、
そんな「旅好き」な角田光代のさまざまな顔が、
世界各地のエピソードを通じて垣間見える。
「旅好きなのに旅に向いていない」「毎回行く前はやたらと心配性」
「リゾートな旅は落ち着かない」etc……
海外に頻繁に行く作家、という意味でも、
やっぱり山田詠美なんかとはぜんぜん違うのだ(当たり前)。


この本を読んだからといって、僕もすぐに世界旅行に出てみたい、
なんては思わない。
だけど、いつか彼女が見たような光景を、自分もこの目で見てみたい、とは思う。
ここにいるだけでは一生見られない、きらきらとした世界があるのだとしたら。

いつも旅のなか (角川文庫)

いつも旅のなか (角川文庫)



表紙がきれいだなと思ったら、蜷川実花の写真だった。
いい装丁だなぁ。


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Posted by コバシ at 11時48分   パーマリンク

2009年01月15日(木)

「名作コピーに学ぶ 読ませる文章の書き方」 [こんな本読んでみた]

画像(300x400)・拡大画像(480x640)

「もっと文章がうまくなりたい」と思っている人なら、
ちょっとドキッとするタイトルの本。
表紙に並んだ広告の「名作コピー」たちに目を奪われ、思わず本屋さんで買ってしまった。
著者はコピーライターの鈴木康之さん。さすがは文章のプロ、やさしい語りかけるような文体で、すらすらあっという間に読めてしまった。

著者は言う。「いい文章は誰でも書ける」と。
そして、「だって、私だって書けるのだから」という。
そのための心がけというか、姿勢が、本書の中で著者が伝えるメッセージ。
「文章は書くものではなく、読んでもらうもの」
「サービス精神たっぷりの文章を書きなさい」
「書き直していけばどんどんいい文章になる」……など。

タイトルは「書き方」だけれど(きっと編集者がタイトルはつけたのだろう)、
そこから想像するような具体的なノウハウやメソッドの紹介はほとんどない(というか、そういう本ではない)。
むしろそれは、「自分でやりながら考えなさい」というスタンス(なんとなく、学生時代、就職活動中のときに教わった「マスコミ講座」の先生の講義を思い出した)。

その代わり、著者のプロの目でセレクトされた数々の名コピーたちが、そのヒントになっている。
実際、コピーとその解説(見どころ)だけでもすごくためになるし、読み進めていて楽しい。

「死ぬのが怖いから飼わないなんて、言わないで欲しい」(ペットフード)
「セックスのことは相談しづらい(中略)大人だってそうだもの、子どもだったら、なおさらです」(医師会)
「悲しいこと。つらいこと。人間は忘れることで救われます。しかし生活の破たんは救われません」(生命保険)
「こういう企業が、成功するか、失敗するかで、日本の将来は決まる、と思う」(AIR DO)


すごい。
こんなにシンプルな言葉で、これほど豊かな表現ができる。人をひきつけられる。
魅力を伝えられる。

文章に対するこだわり、思い入れがぜんぜん違うんだろう。
近いところで仕事をしている人間としてちょっと反省しつつ、
著者の言うとおり「誰でもできる」と信じてがんばらなくちゃと思う。

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)



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Posted by コバシ at 16時32分   パーマリンク

2008年11月12日(水)

角田光代「さがしもの」 [こんな本読んでみた]

画像(240x320)・拡大画像(480x640)

「本」をめぐる9つの短編小説集。
読んでまず思ったのは、この人、ほんと、本が好きなんだなってこと。
たくさんたくさん本を読んできたんだな、ってこと。

旅先で何度も出会う、自分がかつて古本屋に売った本の話。
悩んで、迷って、初めての彼氏にプレゼントした本の話。
そんな本をめぐるちょっといい話は、どれもこれも本への愛があふれている。

時間が経つと本の持つ意味が変わるということ、
つまりは、受け手である自分の変化を本を通して知ること。
そして、人生の節目節目を思い出すときに、
傍らに本があるということ。

よく、本は人生を豊かにする、という。
でもそんなことは直接100回言われるよりも、
この本を読むのがいいのだと思う。

最近読んだ角田さんの本で一番好きかもしれない。
やっぱり人は自分がほんとうに好きなことを語っているときが一番すてきだし好きだ。


Posted by コバシ at 14時28分   パーマリンク

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