2006年05月07日(日)
2006年05月06日(土)
岐阜へ(その3)岐阜の街並みを楽しむ [きょうのできごと]
今回の旅の拠点は岐阜。岐阜県の県都である岐阜市だ。
初日、悲惨な駅前の姿に少なからずショックを受けたものだけど、今は再開発中だったらしい。数年後には、タワービルができたり、立派な駅前になるそうだ。
でも、それ以前にどうも街全体に元気がない。
駅は立派だけど、駅前にはずいぶんと古びた建物が多いし、大きな屋外テレビだけがむなしく鳴り響いていて、人通りも少ないような気がする。
道路には路面電車の後のレールだけが残っているし、ここ数年でデパートが2つなくなり、もうすぐパルコも閉店してしまうそうだ。
駅前に広がるアパレル問屋街。迷路のような狭くて複雑なアーケード街に、ヴィヴィッドでレトロな看板がかっこよすぎる。
ということで、最終日となるこの日は、市が格安で貸してくれるリサイクルの自転車に乗って、岐阜市内をまわる。
駅前から市の中心地・柳ヶ瀬を抜けて、金華山のそばの岐阜公園まで。
途中、コメダ珈琲店で食べた名物シロノワール。
コメダは名古屋周辺ではものすごく有名な喫茶店チェーンで、
シロノワールはその名物メニューなのだそうだ。
ちなみにコーヒーを頼むとおまけで豆がもらえる。
コメダは「ザ★街の喫茶店」という感じで、地元の人たちがくつろぐまったりした空気が流れていた。
「川原町」という、長良川のすぐ近くにある古い建物が並ぶところ。
趣あるカフェ「川原町屋」でお昼&お茶をいただいて休んだら、
新幹線の時間まで、ゆったり市内を走ろう。
初めて立った岐阜の地は、予想以上に楽しくておもしろい場所だった。
他人に「連休に岐阜に行ったよ」と話しても、「なんでまた岐阜に?」と聞き返される。
今回の旅の第一の目的は「養老天命反転地」だったんだけど、
旅の行き先は目的が1つでもあれば
あとは「行ったことがないところだから」という理由でいいんだなぁと思った。
ブログには書ききれなかったけど、とっても美味しくて気持ちのいい居酒屋「ニュータマミヤ」、帰りに商店街の肉屋さんで買ったやさしい味の飛騨牛の肉じゃが、それにビジネスホテルなのにとっても快適で名古屋モーニング以上に朝食が充実していた「コンフォートホテル」……
とてもとても書ききれないけど、みんなみんな楽しい旅をありがとう。
Posted by コバシ at 00時01分 パーマリンク
2006年05月05日(金)
岐阜へ(その2) 樽見鉄道に乗って [きょうのできごと]
盛りだくさんだった1日目の疲れもあって、今日は少しのんびりまったりした1日に。
岐阜から大垣へ行き、大垣から樽見鉄道に乗る。
樽見鉄道は、鉄道とは言っても電車ではなく1両編成のレールバス。
レールの上を走るけれど電線はないし、乗り心地はバスみたいな感じ。
駅は無人、電車もワンマン運転。
切符もただの紙だし、バスのように現金清算でもいい。
住宅地、郊外のショッピングセンターを抜けると、田畑、山、川とじょじょに景色は変わっていく。
ただぼーっと、窓の外の景色を眺めているだけでわくわくする。
こういう感覚が電車の旅の魅力だよなぁとしみじみと思って、
また久々に電車で遠出がしたくなった。
そんなこんなで、がたんがたんと揺れる鉄橋を何度か渡り、1時間あまり経つと終点の樽見駅へ。
終点とはいっても、特になにがあるわけでもなく、「うすずみ桜」が有名らしいのだけどそれも時期を過ぎている。
そこで樽見駅から出ているバスに乗り、
うすずみ温泉へ向かう。
温泉でじっくりと疲れた体を休め、手打ちそばで空腹を満たし、冷たいコーヒー牛乳とビールでのどを潤すと、みるみる元気になっていく。
帰り道、乗り継ぎで降りた大垣の街を少し歩く。
古い商店街が続く大垣の駅前は、レトロでいい感じにひなびた街だった。
完璧に作りこまれた無表情な街よりも、こういう街を歩くのは楽しい。
街中のいたるところに、冷たい水で冷やした水まんじゅうの屋台を構えたお菓子屋さんがある。
そのうちの1つ、金蝶園総本家で一休み。
大垣名物の冷たい水まんじゅうと、麦茶が美味しい。
Posted by コバシ at 21時31分 パーマリンク
2006年05月04日(木)
岐阜へ(その1) 養老天命反転地 [きょうのできごと]
なぜかベンツな深夜バスは、思ったよりも揺れたけど案の定ぐっすり眠って朝の6時前には名古屋駅へ。
さすがはのびたくん。どこでも眠れる。
まだ記憶も残る3年ほど前に訪れた名古屋(そのときのメインは三重だった)の駅前は、相変わらず整然としていて無機質だけど
少し懐かしい気がした。
地下街にある喫茶店で名古屋式モーニング(飲み物を頼むとパンやゆで卵などの食べ物が付いてくる。この日行ったお店はパン、サンドイッチ、ゆで卵が食べ放題だった)を食べたら、目的地である岐阜へ向かう。
実は今回の旅のメインイベントは「養老の滝」へ行くこと。
大垣から真っ赤な色の2両編成の近鉄線に乗り換えたら、養老駅へ。
ひょうたんがたくさんつるされている養老駅は、ホームから改札に行くのに踏み切りを渡る、小さくてかわいい駅だった。
駅から5分くらいあるくと、養老公園の中にある「養老天命反転地」が見えてくる。
そうそう、これが旅の最大の目的だったのだ。
荒川修作とマドリン・ギンズという2人のアーティストが考えたというこの広大な公園は、
上下が対象な部屋(自分が地面に立っているのか、天井に立っているのかが分からなくなる)や、まったくまっくらな洞窟(非常灯すらない)、すべてが傾いていて迷路のような空間などなど、
何もかもが見たことがないものばかりの世界で、
言葉ではどう説明していいのか分からないし(1つ1つを構成するモノを説明することはできても)、
写真を見せて伝えるのも難しい。
だからこそ、「心のテーマパーク」なんてわけの分からないキャッチがついているのだろう(ますますわけが分からないけど)。
とにかく、実際にそこに居て、見て、空気を吸い、カラダで感じること……それしかいいようがない。
それくらい非日常的で刺激的な場所が、養老天命反転地だった。
そのあと眺めた養老の滝や、養老ロープウェイから見た景色、養老名水で淹れたコーヒーの味ももちろんすばらしかったけれど、
なんといってもこの養老天命反転地だけで、
この旅の目的は8割方達成されたような気がした。
Posted by コバシ at 19時18分 パーマリンク
2006年05月03日(水)
出発のまえ [きょうのできごと]
GWってなんかイマイチな略の仕方だなあと思いながら(だって、グループワークとかグループウェアとかゲートウェイとかとか仕事上使う言葉にもGW(になりそうなもの)がいっぱいあるので)、
荷造りをする。
とはいっても、2〜3日なのでたいした荷物はない。
上着は同じものを着ればいいのだし、ズボンもジーンズが1本あればいい。
着替えのTシャツと本を鞄に入れたら、
コーヒーを飲む。
岐阜へ行ってきます。
Posted by コバシ at 22時49分 パーマリンク
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