2006年06月28日(水)
駐車場 [きょうのできごと]
ある日、目がさめると家のすぐ近くにコインパーキングができた。
なんでまたこんな駅前でもないのにって思ったけど、
そういえば路上駐車の取り締まりが強化されたんだっけって思い出した。
気がつくと、街中に駐車場が増えている。
雑草がたくましく空に向かって大きく伸びていた空き地は
アスファルトと排気ガスのにおいに変わっていく。
Posted by コバシ at 00時32分 パーマリンク
2006年06月27日(火)
ノルウェイの森 [こんな本読んでみた]
なんで今ごろなんだろうって思うかもしれないけれど、
村上春樹の「ノルウェイの森」を読み返した。
この間、海辺のカフカを読み終えたこともあって、
村上春樹のいままでの小説を読みたくなったのだ。
最初に僕が読んだ彼の本は大学生のころにオヤジからもらって読んだ
「国境の南、太陽の西」で、当時ちょっとした入院をしていた僕は
暇をもてあましていたこともあり、食い入るように
その世界にどっぷりつかっていったことを覚えている。
そういう意味では「国境の南、太陽の西」は、村上春樹の小説の中で自分にとっては大きな存在ではあるのだけど、
内容的なインパクトという意味では
やっぱり「ノルウェイの森」の方が大きかった。
「限りない喪失と再生を描く」というコピーは大げさすぎるかと思って読んだら、
ぜんぜんそんなことはなくて、究極の文句だなと思っていた。
それから数年経って、いま、読み返してみると、
細かいディテールは覚えていなかったけどだんだんと感覚は取り戻していく。
悲しみ、喪失感、混乱、喜び、やさしさ。
人が人として生きること。
自分を持ちながら、他人とかかわりあって、もがきながらも道を探していくこと。
ところどころ、主人公のワタナベくんの行動が理解できない、
と一瞬思うようなところもあるけど、
それが人間なんだろうって納得させられる力があって。
少し古い雰囲気のせいもあるのだろうけど、
悲しさと一緒に、ちゃんとあったかいなあってあらためて思う。
「休日はネジを巻かない」って表現も好き。
Posted by コバシ at 02時01分 パーマリンク
2006年06月26日(月)
ジメジメがやってきた [きょうのできごと]
小雨が降っている。
窓を明けると、都会の雨のにおいがする。
肌はべたついている。
憂鬱な気分の中、自分を奮い立たせるべく
パンと卵とベーコン、それにサラダという
(自分的には)少ししっかりとした朝食をとって家を出た。
今日を積み重ねると、明日がくる。
今日は、まだまだはじまったばかりだよ。
Posted by コバシ at 10時14分 パーマリンク
2006年06月25日(日)
整理する日常 [きょうのできごと]
夕方、駅前のカフェでコーヒーを飲み、
イトーヨーカドーで日用品を買い、
駅の中の無印に行ってアルバムを買う。
スメナを買って半年、撮った写真がたっぷりとたまってきた。
スメナは毎日毎日持ち歩くというタイプのカメラでないけど、
一度にたくさん撮る。
現像するまでどう写っているかわからないから、同じところでぱしゃぱしゃと撮るからだ。
あれこれと眺めながらアルバムへ整理していると、
500枚入りのアルバムの半分以上が埋まってしまった。
もっと、整理したいものがたくさんある。
Posted by コバシ at 01時28分 パーマリンク
2006年06月24日(土)
もうひとつの同窓会 [きょうのできごと]
大学でも高校でもなく、学校に関係以外で旧友が10人も集まるなんてそうそうないことだと思う。
それは、いまはなき代々木の某会社の仲間たち。
つい最近会った人もいるけど、中には3年ぶりに会う人もいたりして懐かしい。
みんなの顔を眺めていると、あの頃のいろんなことを思い出す。
あの頃を思うと顔が赤くなる。
当時、僕はその会社でチーフマネージャーという、
現場責任者のような仕事をしていた。
下から3番目くらいに若い自分が、
自分よりもずっと年上の人の面接をし、
みんなの日報を読み、コメントを入れた。
新しい商品を考え、マニュアル(らしきもの)を作り、
仕入れをした。
そんなこんなで年不相応な振る舞いで周りを見ずに走り続けていたのが
今となっては恥ずかしいし、
すごく懐かしい。
そこから僕は再スタートを切って、
みんなもまたそれぞれの道を歩いている。
このつながりはとっても誇れるものだと思うし、
そこに呼んでもらえることを心からうれしく思う。
Posted by コバシ at 22時45分 パーマリンク
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