2008年05月11日(日)
豆かん [きょうのできごと]
「うぁー梅園の豆かんだ」。という子ども声に思わず反応してしまったスーパーの食品売り場、特設コーナーでの一こま。
実はぼくは「豆かん」の存在をそもそもよく知らなくて、
あんみつの安いもの? ぐらいに思っていたほど。
この間読んだ本のおかげで、
その魅力に気づかされて、食べたい食べたいと思っていたのだった。
これはナイスタイミング。
こちらが、浅草の老舗、梅園の豆かん。
豆がぎっしり入っている。
これに寒天とを混ぜて黒蜜をたっぷりかけると……
ちょっと塩の効いた豆と蜜の味のくみあわせが
素朴ながらとってもうまい。
あの本のように、あんみつよりもずっと好きな味。
今度甘味処にいったら食べてみよう。
Posted by コバシ at 15時00分 パーマリンク
2008年05月08日(木)
地震 [きょうのできごと]
深夜というか明け方。
ひどい揺れ。
その後も余震かどうか分からないけど、何度もゆれが続く。
ここは東京の北のはずれ。
川向こうは埼玉だ。
東京23区は3らしいけど、埼玉は震度4らしい。
木造築ん十年のアパートはぐらんぐらん揺れながら、
みしみしときしむ。
思わず手を合わせて祈る。
どうか、まだ壊れませんように。
Posted by コバシ at 08時00分 パーマリンク
2008年05月07日(水)
4時のおやつ [こんな本読んでみた]
作者(杉浦日向子)いわく、「半端な時間」という「4時」のおやつをテーマにした超短編集。
ほとんどが、「母と子」だったり、「夫と妻」だったり。
2人の登場人物同士の会話だけで進む、ちょっと変わった小説。
説明くさい部分は、「窓側に立つ男、20代」といった感じに、
一風ぶっきらぼうにまとめて書かれている。ある意味、無駄なし。
読み込むのもすぐ、読み終わるのもすぐ、なので
電車の中で読むのにちょうどいい。
でもそんなことより何より、
この小説の魅力は「うまそー」という帯にかかれたひとことに尽きる。
「柳屋のたいやき」「うさぎやのどら焼き」といった、
登場する「おやつ」がとにかく「うまそー」なのだ。
1つの話に1枚ずつ入っている、写真もこれまた「うまそー」ですごくいい。
「おやつを食するかわりに見て我慢」とはいかないけど、
ちょっと小説が読みたいなぁという空腹時にはほどよいおやつになりそうな本。
Posted by コバシ at 01時34分 パーマリンク
2008年05月06日(火)
川越散歩 [きょうのできごと]
連休最終日、東京はこれでもか! というほどのすばらしい快晴。
上京していた母親を駅まで見送り、
ついでに自分も電車に乗り込む。
行き先は川越。
埼京線の北の終着駅だ。
その昔、学生時代に一度訪れたことがあるものの、
街をちゃんと歩くのはこれがはじめて。
川越は「小江戸」なんて呼ばれているように、
むかしの建物がけっこう残っている。
というよりも、ちょっとした時代劇のセットみたい…
銀行の建物もかっこいい。
炎天下のなか2時間近く歩いたので、のどがかわき、おなかもすく。
たまたま見つけたのは、建物と建物の間、
細い路地を入ったところにあるお店、「風凛」。
古い日本家屋をリノベーションしたような和食のお店で、
日本庭園を眺めながら食事ができる。
お店の雰囲気もそうだけど、
店員さんもとっても感じがよくてよいお店。
誰かを連れてきたいな。
急遽思いついた川越散策。
実は1つだけ狙っていたのが映画館。
古い映画館を市民団体が復活させたんだよね、ここ。
でも今日は定休日でお休み。
まあ、映画はまた今度見に行けばいい。
勝手気ままに、文字通りのぶらり散歩。
やっぱり街歩きは楽しい。
Posted by コバシ at 17時12分 パーマリンク
2008年05月04日(日)
浜松 2日目 [きょうのできごと]
とめてもらった友人の家は、天竜川の近くにある。
天竜川は見てのとおりの大きな川。
周囲はのどかな住宅街で、「静岡は住みやすい」とかいうちびまるこちゃん以来
練りこまれたイメージに勝手に重ね合わせる。
今日は祭りのメイン、凧を見に行かなくては。
行き先は中田島砂丘。長い列のバスにのって行く。
これが砂丘!
勝手に果てしなく続く砂漠のようなものを想像したのだけど、
実際は広い砂浜といった感じだった。
でも、海に出るまでの砂の量は確かにすごい。
靴の中はずぼずぼ砂だらけ、足取りは重い。
海に出たときはちょっと感動。
ふぁーっと息をすおう。波は高い、風は強い。
この海岸線をしばらく歩いて、凧揚げ会場に向かう。
点のような空に舞う凧が、だんだん近くに見えてきた。
これが凧揚げ会場。
ぎっしりと広場には凧を操る人たち。周りには観客、出店。
ここでも町ごとの半纏を着た人たちが多数。
この凧、大きさが半端ない。
この写真を見てもらえると分かると思うけど、
大人4、5人がかりで運ぶ。
凧を引くのは、「タコ糸」なんてもんじゃない。
完全に綱引きの綱。巻き取りのリールは消防ホースみたいに。
いやあ、すごいすごい。
こんなお祭りはじめて見た。
昨夜も確かにすごい迫力だったけど、
いまでもこうして大勢の人が参加する、
熱気を帯びた祭りはすごく新鮮。
それも、ちょっと懐かしい凧を競おうってのだからなおさら。
浜松、熱いなぁ。
さてさて、ご機嫌の僕らは、駅前に戻り、
世界料理の屋台でランチ&ビア。
うわさの浜松餃子も食したし、
シュラスコ(ブラジルの串焼き肉)や富士宮焼きそばも食べた。
地ビールは3杯飲んだ。
ほろ酔い加減で夕方の新幹線に乗り込もうとすると、
最後に駅前ではこんな光景が。
浜松。
熱すぎる。
Posted by コバシ at 18時09分 パーマリンク
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