きょうのできごと

見ること、感じること、思うこと。ふつうの毎日を毎日書く、ただ書く。メモを兼ねた日々の雑記帳。

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コバシ

1999年、フリーペーパー ジャメヴュモンドを創刊。
以来、6年間に渡り、不定期ながらフリーペーパーを発行。

とにかく紙が好き、モノ作りが好き。
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2009年01月15日(木)

「名作コピーに学ぶ 読ませる文章の書き方」 [こんな本読んでみた]

画像(300x400)・拡大画像(480x640)

「もっと文章がうまくなりたい」と思っている人なら、
ちょっとドキッとするタイトルの本。
表紙に並んだ広告の「名作コピー」たちに目を奪われ、思わず本屋さんで買ってしまった。
著者はコピーライターの鈴木康之さん。さすがは文章のプロ、やさしい語りかけるような文体で、すらすらあっという間に読めてしまった。

著者は言う。「いい文章は誰でも書ける」と。
そして、「だって、私だって書けるのだから」という。
そのための心がけというか、姿勢が、本書の中で著者が伝えるメッセージ。
「文章は書くものではなく、読んでもらうもの」
「サービス精神たっぷりの文章を書きなさい」
「書き直していけばどんどんいい文章になる」……など。

タイトルは「書き方」だけれど(きっと編集者がタイトルはつけたのだろう)、
そこから想像するような具体的なノウハウやメソッドの紹介はほとんどない(というか、そういう本ではない)。
むしろそれは、「自分でやりながら考えなさい」というスタンス(なんとなく、学生時代、就職活動中のときに教わった「マスコミ講座」の先生の講義を思い出した)。

その代わり、著者のプロの目でセレクトされた数々の名コピーたちが、そのヒントになっている。
実際、コピーとその解説(見どころ)だけでもすごくためになるし、読み進めていて楽しい。

「死ぬのが怖いから飼わないなんて、言わないで欲しい」(ペットフード)
「セックスのことは相談しづらい(中略)大人だってそうだもの、子どもだったら、なおさらです」(医師会)
「悲しいこと。つらいこと。人間は忘れることで救われます。しかし生活の破たんは救われません」(生命保険)
「こういう企業が、成功するか、失敗するかで、日本の将来は決まる、と思う」(AIR DO)


すごい。
こんなにシンプルな言葉で、これほど豊かな表現ができる。人をひきつけられる。
魅力を伝えられる。

文章に対するこだわり、思い入れがぜんぜん違うんだろう。
近いところで仕事をしている人間としてちょっと反省しつつ、
著者の言うとおり「誰でもできる」と信じてがんばらなくちゃと思う。

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)



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Posted by コバシ at 16時32分   パーマリンク

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