2009年07月26日(日)
海へ [きょうのできごと]
本格的な夏らしい日が来たから、海へ行きたくなった。
それも思いっきり泳ぎたい。
思えば関東に来てからから泳ぐ目的で海に行ったのなんて、一度もない(式根島は最高だったけど、関東といっていいものか)。
それで、行った。
湘南とか神奈川方面のほうがずっと近いし行きやすいのだけど、どうにもこうにも水がイマイチきれいじゃなくてにぎやかすぎるイメージがあったので、
千葉に行くことにした。
それも、なるべく地味なところに。
東京から2時間近く特急に乗ってついた「上総興津」(かずさおきつ、と読む。それにしても千葉の地名は難しい)は勝浦の2つ隣の駅。
その駅から歩いて3分のところにある小さな海水浴場が「上総海水浴場」だ。
ここではサザンやチューブなんてかかってないし、
真っ黒なギャルも怖いお兄さんもいない。
泳いでいるのは家族連ればかりだ。
バーみたいなおしゃれな海の家なんてものはなく、あるのはおでんと焼きそばしか売ってない掘建て小屋が2つだけ。
ひなびた田舎の、いい感じの静かな海水浴場だった。
田舎のおばあちゃん家に遊びに行った感じ、といえば一番分かりやすいか。
水も透明できれいで、目立ったゴミもなく、
これはいいところに来たな……と思っていざ海に飛び込んでみたら驚いた。
予想に反して水が半端なく冷たいのだ。
まるで氷水の中に足を突っ込んでいるような冷たさ。
こんなに太陽が出ていてすばらしい天気なのに、なんで? と
思いながらがくがくぶるぶる震えて泳いでみる。
家に帰ってからテレビで知ったけど、
どうやら異常気象のおかげで千葉の海岸の水温がとっても下がっているらしい。
暖かい水がどんどん沖に流されちゃうんだって。
それだけが唯一残念ではあったのだけど、
まぁとにかく海水浴場としてはかなり地味によいところでした。
また来年にでも遊びにいきたい。
できたら今度は、暑い熱い真夏の海へ。
Posted by コバシ at 02時34分 パーマリンク